入れ歯は失われた歯を補う道具であり、残りの歯を健康に守る為の方法であるということをご存じですか?入れ歯のイメージは未だにあまり良くないと思われますが、最近の入れ歯は種類も多く質も高くなっていますので、入れ歯も一長一短有りますが、他の治療法のメリットデメリットも含めて、よくお考え下さい。
失った歯の部分を再び機能させるには、(1)ブリッジ(2)インプラント(3)入れ歯の主に三択になりますが、状況により(4)エクストルージョン(5)歯牙移植も可能です。
詳細は各ページで確認して下さい。
ブリッジは、欠損する歯の両隣の歯を削らなければならないので、健康な歯を削るという負担はあります。しかし入れ歯の様な取り外しがなく、歯のQOL(生活の質)は維持されます。インプラントは、顎の骨を削る外科手術が必要で治療期間も長く1年ほどかかりますが、ブリッジの様に他の歯を削ることはありません。ブリッジやインプラントは、どうしても他の歯や顎に負担をかけなければならない治療です。入れ歯は他への影響は一番低いと言えるでしょう。自費になりますが、見た目や付け心地など非常によく設計された入れ歯もありますので、残りの歯の将来を考えて選択されるのも一つの方法だと思います。
当医院は、1本でも多く自分の歯を将来に渡り守ることを目差しており、十分な説明と話し合いの上、治療法を決めています。
留め金をかける一般的な入れ歯です。
金具が目立ったり、金属アレルギーの問題があり、また多数歯の場合は厚みによる快適さ・熱が伝わりにくい(食感)などの問題があります。
咬むという入れ歯の基本的機能は変わりません。
入れ歯のフレームが金属で、薄くて軽い快適な入れ歯ができ、年数が経過しても匂いが付きにくく、変色のすくないことも特徴です。素材は、レジン・コバルトクロム・チタンですので、金属アレルギー対応も可能です。
素材:スーパーポリアミドナイロン樹脂
FDA(アメリカ食品医薬局)にも承認された安心材料による固定金属(バネ)のない入れ歯です。
目立たないため、思い切って話したり笑ったりでき、またアレルギーの心配もありません。
入れ歯が初めて・アレルギーの方・ブリッジ治療が嫌な方などにお勧めです。
レジン床は入れ歯の土台となる床部分に金属を用いるため、軽量で薄い快適な入れ歯ができます。熱が伝わりやすく、食べ物の温度を感じやすいという特徴を持っています。また、違和感もほとんどありません。コバルトクロム床は古くから使用されてきた実績のある金属(バイタリウム)です。
金属に強度があるので、レジン床の約3分の1の薄さで製作することが可能です。チタン床は金属であるため保険適用の入れ歯に比べると薄くすることができ、口の中での違和感が少なく丈夫です。また熱伝導性のよい金属であるため、味が自然に近く感じられるメリットもあります。
白金加金床はチタン床義歯と比較して、さらに高い生体親和性を誇ります。白金加金床は鋳造精度に優れているため、設計との誤差が生じず、精密で上質な入れ歯が完成します。適度な硬さと適合性、そして貴金属であるがゆえの高い耐久性・耐食性・耐変色性があります。。